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静かな詩です。雪は「かなしみ」の象徴。繰り返される「降りつむ」の言葉。しんしんと静かに降り積もる雪が視点を変えて描写され、「かなしみ」の深さが伝わってきます。さらに「その下からやがてよき春のたちあがれと雪が降りつむ」と、やがて来る春への希望があり、深く沈んだ「かなしみ」から視点が変わるのです。視点を変えながら「かなしみ」と希望は繰り返すかのように「かなしみの国に雪が降りつむ」で始まり終わることから、まるで降り続く雪のようです。いつか雪解けの春が来ることを静かに見守り祈り続ける大いなるまなざしが感じられる詩です。<文・白根直子>

