【キーワード】憲法25条(生存権の保障)に基づいた社会保障から13条(幸福追求権)を土台にしたものへの転換/保護の客体から主体へ/自律(オートノミー)/従来の社会保障:基準と比べてマイナス(−)をゼロ(0)にする物質的・金銭的な給付/新しい社会保障:幸福追求権を社会が保障する/主体性、自律、自由/相談支援(対話)/一人ぼっちにならない、誰かに話せる、対話できることを保障/伴走支援、手続き的給付/プロセスそのものを応援/社会的排除/ひきこもり、独り暮らし、難病を抱えた人、被害に遭った人/子育て支援(育ちの保障)など社会保障の拡大(普遍主義)/社会構造の変化/産業資本主義:生き物として死なない・高度情報資本主義:情報がやりとり/魅力的な情報が不足しているとコミュニケーション上に問題/足りている、足りていないでは捉えきれない生きづらさ/狭間(の問題)の話をとりこぼしている/伴走して関わること自体が大事/保障事由が分かりやすい図式でとらえられなくなってきた/ケアの現場/足が痛い人がいたときに、その人が本当にしたかったことが置いてけぼりに/本当に失ったものは、友達、仲間、機会、外に出たいという気持ちそのもの/人間の本質を捉え、人間の見方に愛がある/福祉の世界でその人の幸せを考えない/幸福追求はプラスαの領域に見られがち/1があってゼロがあるという構造が常に起きている/「〇〇したいな」のための手足の動き、動作、経験/機能によって目的が表現されることはない/自己実現(幸福追求)とセットで捉えるのが重要/環境それ自体を整える/菊池さんの「自律」は、環境との相互性の中で成り立つ/「自律」のニュアンスが十分表現されていない/中動態っぽい
※この回には、続きがあります。続きは【後編】をお楽しみください。
【出演者】
原口悠
一般社団法人TOMOSU 理事
一般社団法人大牟田未来共創センター 理事
NPO法人ドットファイブトーキョー 代表理事
■今日の店主
山内泰
一般社団法人大牟田未来共創センター 理事
NPO法人ドネルモ 代表理事
株式会社ふくしごと 取締役
-店主・山内の本との付き合い方-
いろんなことをさも知っている風に話すことが多いですが、たいていの場合、うろ覚えの耳学問です。本も、一人で熟読玩味するというよりも、読んでは誰かと話すなどして、いろんな人との対話のなかで独自解釈を練り上げる誤読道を進んできました。僕にとって、本(や表現物全般)は、この世界を生きていく上での格好のパートナー。相手のことを完全に知ってるわけではないけれど、相談したり一緒に考えたり、豊かに対話できる。そんな存在です。
【本について】
・取り上げた本:菊池馨実著『社会保障再考 〈地域〉で支える』(岩波書店)
https://www.amazon.co.jp/dp/4004317967
※味本飯店は、架空の“お店”であり、奈良のBONCHIが運営しています。
BONCHIには本屋があって、そこには、今回の本をはじめとした、時代を読み解く「?」に出会える本 が揃っています。
《BONCHI 公式サイト》 https://bonchi.fun/
(収録日:2021年1月12日)

