《時代が見えそう》味本飯店
《時代が見えそう》味本飯店
BONCHI
『問い続ける力』(石川善樹著/筑摩書房)【味本飯店】
36 minutes Posted Jan 29, 2021 at 2:09 pm.
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【キーワード】「問う」とはどういうことか?/「では」派と「とは」派/小さな問いを積み重ねて新しいことが生まれていく/「大事なことは見えない」(鷲田清一)/学問:学びから問いが発していく、問学:問いから学びになる/『中庸』/君子徳性を尊んで“問学”に道(よ)り/故(ふるき)を温(たず)ねて新しきを知り/「書籍は氷」(二宮尊徳)=本を胸中の温気(自分の熱意)で溶かして自分のものにしていく/問うことはきっかけ/「強勉“問学”」(吉田松陰)=一生懸命問うて学びなさい/「問い」なのか「問う」なのか/知識・考え方だけを見てると問いは立たない/知識の隙間を発見した時に好奇心が生まれる/アスリート/内的動機と外的動機の両輪をうまく使う/問うことを習慣づける/自分ごと化/運用型=自分の中のストック(知識)に対して目の前にある事象がどういう関係にあるかを常に考える/問いを立てる(生み出す)=仮説を立てる/1人称(自問自答)・2人称(1対1)・3人称(複数、ブレスト)/精読:著者の考えた形跡が追える/同じテーマの複数冊:基本的ストラクチャーと主張の所在がわかる/読書は問いを作る実践、トレーニング/インプットの量、質、多様性/違う目線で考える、別の角度から光を当てる/エディターシップ:題材(人・もの)の価値・意味を深くいろんな角度から問い直して表現/問いはエンドレス/「今はあなたは問いを生きてください。」(リルケ)/人生とは“Being”(進行形)/自分の積み重ねたもので生きようとする=消しゴム(削ってなくなる)/価値の鮮度/消耗と再生/常に新しいことに興味を持ってチャレンジ/問いの交換/経験と勘/ことの道理、世の中のありよう、社会の構造/教育、行政、ビジネスの議論でも構造として同じようなものを活用  


【出演者】
■今日のお客さん
伊藤忠通      
 奈良県立大学名誉教授(元奈良県立大学学長)    

■今日の店主
原口悠        
 一般社団法人TOMOSU 理事        
 一般社団法人大牟田未来共創センター 理事        
 NPO法人ドットファイブトーキョー 代表理事    

-店主・原口の本との付き合い方-
体系的な知識がないなか、好奇心の赴くまま、分野を問わず、まさに主観的に本に親しんできました。大学時代は華やかなキャンパスライフに馴染めず図書館に日々ひきこもり、社会人になってからは未知の領域のプロジェクトを進める際にいつも本が助けてくれたという実感があります。ひとつのテーマについて複数の本をざっと読むことで共通する構造や論点を見つけたり、精読することで著者が悩んだ形跡や浮かび上がってくる気づきを得たりすることが好きです。    

【本について】
・取り上げた本:石川 善樹著『問い続ける力(ちくま新書)』(筑摩書房)  
 https://www.amazon.co.jp/dp/4480072209  

・対話中に紹介された本:井澤友郭著、 吉岡太郎監修『「問う力」が最強の思考ツールである』(フォレスト出版)                    https://www.amazon.co.jp/dp/4866800887  

※味本飯店は、架空の“お店”であり、奈良のBONCHIが運営しています。
BONCHIには本屋があって、そこには、今回の本をはじめとした、時代を読み解く「?」に出会える本 が揃っています。   
《BONCHI 公式サイト》    https://bonchi.fun/  

(収録日:2020年11月24日)