Show notes
※この回は【後編】です。まずは【前編】からお楽しみください。
【キーワード】近藤武夫(東大先端研)/重度障害の子ども/1年かけて「YES」「NO」を見つけていく/独自の解釈ルールをつくっていくプロセス/緊張・どぎまぎ/「意志を表現できる」が普遍的なふるまいとなっているのが問題/意志と責任はもっと豊かに考えられる/アマルティア・セン/必要な人に必要なものを提供/アンケートの白々しさ/様式/エントリーシート/老い/子どものケンカ/言葉そのものが歴史的・社会的な成り立ちの背景を持つ/社会システム論/言葉によって自由を得る・縛られる/社会システムの一部のパーツ(だけ)を替えることは難しい/自分たちが使っている言葉を相対化する/対話・グループ・場/「役割」でなく「誰である」をベースとしたコミュニケーション/役割=行為の主体(所有者)を明らかにする、近代的なもの/分業/対話で出てくる言葉は中動態的/中動性/東浩紀/中動態の加害性(記録されない加害性)/日本軍/「なんとなくやっている」が一番おそろしい/していいこと・してはいけないこと/倫理的であろうとすることが暴力(の主体)になりうる/ナチスの親衛隊=カント主義者/倫理そのものが社会に取り込まれる/倫理の立ち位置をどう作っていくか/ハンナ・アーレント/悪のあり方/人が概念に受動態化される/ダイナミズム/固定化されるのが一番まずい
【出演者】
■今日のお客さん
山内泰
一般社団法人大牟田未来共創センター 理事
NPO法人ドネルモ 代表理事
株式会社ふくしごと 取締役
■今日の店主
原口悠
一般社団法人TOMOSU 理事
一般社団法人大牟田未来共創センター 理事
NPO法人ドットファイブトーキョー 代表理事
-店主・原口の本との付き合い方-
体系的な知識がないなか、好奇心の赴くまま、分野を問わず、まさに主観的に本に親しんできました。大学時代は華やかなキャンパスライフに馴染めず図書館に日々ひきこもり、社会人になってからは未知の領域のプロジェクトを進める際にいつも本が助けてくれたという実感があります。ひとつのテーマについて複数の本をざっと読むことで共通する構造や論点を見つけたり、精読することで著者が悩んだ形跡や浮かび上がってくる気づきを得たりすることが好きです。
【本について】
・取り上げた本:國分功一郎著『中動態の世界 意志と責任の考古学(シリーズ ケアをひらく)』(医学書院)
https://www.amazon.co.jp/dp/4260031570
・対話中に紹介された本:
-アマルティア・セン著『不平等の再検討――潜在能力と自由』(岩波書店)
https://www.amazon.co.jp/dp/4006003935
-ハンナ・アーレント著『エルサレムのアイヒマン――悪の陳腐さについての報告』(みすず書房)
https://www.amazon.co.jp/dp/462208628X
-東浩紀著『ゲンロン11』(株式会社ゲンロン)
https://www.amazon.co.jp/dp/4907188382
※味本飯店は、架空の“お店”であり、奈良のBONCHIが運営しています。
BONCHIには本屋があって、そこには、今回の本をはじめとした、時代を読み解く「?」に出会える本 が揃っています。
《BONCHI 公式サイト》 https://bonchi.fun/
(収録日:2020年12月25日)

