
ワールドカップ期間中、なぜ人々はこれほどまでに「国」という抽象的な存在に自己を投影し、熱狂するのでしょうか。今回のエピソードでは、政治学者ベネディクト・アンダーソンの「想像の共同体」という概念をヒントに、バラバラな個人がわずか90分間で「国民」へと統合されていく、不思議な過程を紐解きます。しかし、その一体感の裏側には、移民ルーツを持つ選手たちが直面する「条件付きの帰属」という残酷なリアリティも存在します。「勝てば国民、負ければ移民」──そんな言葉が飛び交う現代において、他者を排除しない「ヘルシーなナショナリズム」は果たして可能なのでしょうか?[パーソナリティ] Erika/Megumi(IDEAS FOR GOOD編集部)📩ポッドキャストの配信をメールでお知らせ!ニュースレターの購読はこちらからhttps://ideasforgood.substack.com/
Jul 6
18 min

デザインの祭典「3daysofdesign」に沸くデンマーク・コペンハーゲンから、編集部のErikaとMegumiが現地収録でお届けします。今回の取材の裏テーマは「スチュワードシップのためのデザイン」。スチュワードシップとは、自分一人の所有物ではない大切なものを、次世代やコミュニティのために預かり、ケアしていく精神のこと。デザイン会社・Kontrapunktのボー・リンネマン氏が語る「公共への信頼を築くデザイン」や、教育の専門家・ニールセン朋子氏が説く「自己肯定感と公共意識の繋がり」。そして、コミュニティスペース「アブサロン」で目撃した、圧倒的な分かち合いの熱狂。しかし、その「大切なものを守る」という強い意志は、時として「境界線の外側」への厳しさ、つまり厳格な移民政策や社会コントロールという影の側面を生み出していました。世界一幸福と言われる国の「心地よいパブリック」は、一体どんな構造の上に成り立っているのか? 同質性に頼らないスチュワードシップは、果たして可能なのか? 美しいデザインの裏側にある、非常に政治的でシビアな決断のリアリティを、現地から深掘りします。[パーソナリティ] Erika/Megumi(IDEAS FOR GOOD編集部)📩ポッドキャストの配信をメールでお知らせ!ニュースレターの購読はこちらからhttps://ideasforgood.substack.com/
Jun 29
20 min

パリ北部、古い環状鉄道の駅舎を再生したサードプレイス「La REcyclerie」。都市農園があり、修理工房があり、誰もが思い思いに過ごせるこの場所は、パリのサステナブルな暮らしの象徴でした。しかし2025年、運営母体の経営破綻という衝撃的なニュースが流れます。なぜ、これほどまでに愛される場所が存続の危機に陥ったのか?創設者ステファン氏の思想と、再建の裏側にある「理想を現実の中で生かし続けるための条件」を紐解き、都市に「場」が必要な本当の理由を考えます。記事はこちら:https://ideasforgood.jp/2026/05/28/la-recyclerie-sustainability-place/[パーソナリティ] Erika/Megumi(IDEAS FOR GOOD編集部)📩ポッドキャストの配信をメールでお知らせ!ニュースレターの購読はこちらからhttps://ideasforgood.substack.com/
Jun 21
23 min

「脱成長」「ウェルビーイング」「フェアネス」。メディアとしての理想を掲げ、その価値観に深く共感しているはずの私たちが、いざ自社の経営や人事の話になると、なぜか「売上」や「シビアな評価」という資本主義ロジックに飲み込まれてしまう。個人の信念としては「優しさ」を大切にしているリーダーが、なぜ会議室では「生産性」という冷徹な言葉を選んでしまうのか?今回は、IDEAS FOR GOODの「働き方」特集に合わせて、理想と現実の板挟みで揺れる私たちの「本音」をさらけ出します。ウェルビーイングは余裕がある企業の「特権」なのか? 成長期にはマッチョである必要があるのか? 矛盾を抱えたまま進むためのヒントを探ります。働く特集への問い・モヤモヤ:https://forms.gle/nwXQZbs9RhXRA6559[パーソナリティ] Erika/Megumi(IDEAS FOR GOOD編集部)📩ポッドキャストの配信をメールでお知らせ!ニュースレターの購読はこちらからhttps://ideasforgood.substack.com/
Jun 14
18 min

[パーソナリティ] Erika/Megumi(IDEAS FOR GOOD編集部)世界中で熱狂を巻き起こしている「恋愛リアリティショー」。一見、単なるエンターテインメントに見えますが、そこには現代社会が抱える「愛の市場化」や「効率化への渇望」が色濃く反映されています。マッチングアプリで条件を絞り込み、効率的にパートナーを探すことが当たり前になった今、なぜ私たちはあえて他人の「泥臭いコミュニケーション」を眺めるのでしょうか?今回は、恋愛をスペックで測る資本主義的な価値観への違和感と、それを打破する可能性としての「多様な愛の可視化」について、IDEAS FOR GOODらしい視点で深掘りします。📩ポッドキャストの配信をメールでお知らせ!ニュースレターの購読はこちらからhttps://ideasforgood.substack.com/
Jun 7
16 min

[パーソナリティ] Erika/Megumi(IDEAS FOR GOOD編集部)「都会の生活に疲れた。もっと自然豊かな場所へ行きたい」そう願いながらも、なぜ私たちは都会の重力に引き寄せられ、離れることができないのでしょうか?そこには、単なる「便利さ」だけではない、生存システムの委ね方や「何者でもなくていい自由」といった、現代人が抱える複雑な依存構造がありました。今回は、都会を「巨大な生命維持装置」として読み解きながら、脳と身体のギャップ、欧州で進む「15分都市」の試みなど、都会を捨てるのではなく「再定義」するためのヒントを探ります。📩ポッドキャストの配信をメールでお知らせ!ニュースレターの購読はこちらからhttps://ideasforgood.substack.com/
May 31
23 min

[パーソナリティ] Erika/Megumi(IDEAS FOR GOOD編集部)「多様性」という言葉が、いつの間にか「特定の正解に合意できる人だけのコミュニティ」になっていないか?自分とは全く異なる価値観、あるいは「多様性を認めない」と公言する人々と、私たちはどう共生していけるのでしょうか。今回は、リベラルな価値観が陥る「支配」の構造や、アメリカの草の根活動「ブレイバー・エンジェルズ」に学ぶ、相手を変えようとしない対話のあり方、そして2026年の日本社会に広がる多次元的な分断について語り合います。✍️「多様性を認めない多様性」を、どう包摂するか。私たちが“唯一の正しさ”を手放すとき📩ポッドキャストの配信をメールでお知らせ!ニュースレターの購読はこちらからhttps://ideasforgood.substack.com/
May 24
20 min

[パーソナリティ] Erika/Megumi(IDEAS FOR GOOD編集部)夜、誰にも言えない悩みをAIに打ち明ける。もしそのAIが、亡くなった家族や理想の恋人のように振る舞い、あなたの心を完璧に癒やしてくれたら?2026年4月、中国が世界に先駆けて発表した「擬人化AI規制」。AIが「人間のように振る舞うこと」そのものを制限するこの法律は、単なる技術規制ではなく、私たちの「心」を守るための防壁かもしれません。今回は、規制の具体的な中身(2時間ルール、死者の再現禁止など)を詳しく解説。AIに依存してしまう私たちの「脆さ」と、これからの人間関係のあり方について考えます。📩ポッドキャストの配信をメールでお知らせ!ニュースレターの購読はこちらからhttps://ideasforgood.substack.com/
May 17
14 min

[パーソナリティ] Erika/Megumi(IDEAS FOR GOOD編集部)SNSでよく見かける、完璧に整えられたキッチンで手作りの食事を作り、夫を立てる「トラッドワイフ(伝統的な妻)」たち。一見すると、憧れの「丁寧な暮らし」の極みのように見えますが、なぜ今、世界中でこのトレンドが再燃しているのでしょうか?今回のエピソードでは、この「トラッドワイフ」という現象を切り口に、現代のジェンダー観や、私たちが抱える「豊かさ」への渇望について語り合います。・「仕事と家事の両立」という終わりのない競争に、私たちは疲弊していないか?・なぜ今、あえて「伝統的な家庭像」がクールなものとして消費されるのか?・専業主婦という役割が、現代社会ではある種の「特権」としてパッケージ化されている?「自分らしく生きる」という言葉が、いつの間にか「誰かにとって都合の良い型」に当てはめられていないか。そんな違和感を大切にしながら、これからの家族のあり方を考えます。📩ポッドキャストの配信をメールでお知らせ!ニュースレターの購読はこちらからhttps://ideasforgood.substack.com/
May 10
17 min

[パーソナリティ] Erika/Megumi(IDEAS FOR GOOD編集部)私たちはいつから、「正しい答え」を出すことだけが知性だと思い込んでしまったのでしょうか?複雑に絡み合う現代社会において、たった一つの正解を求めることは、時に「知性の喪失」を招いています。Dark Matters LabのIndy Joharが提唱する「マルチ・ソルブ(多重解決)」という概念をヒントに、葛藤を排除せず、むしろその中でどう行動し、設計していくのかを語り合います。成熟した知性のあり方とは?📩ポッドキャストの配信をメールでお知らせ!ニュースレターの購読はこちらからhttps://ideasforgood.substack.com/
Apr 26
19 min
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