Show notes
イシュルでの婚約後、バイエルンに戻ったシシィのため、早速婚礼の準備が始められました。 先ずシシィは、オーストリア皇帝の妃として必要な知識や作法を学ばねばなりませんでした。これとともに、ウィーンの宮廷に対するシシィの不快感と恐怖も強まりました。彼女は、バート・イシュルでの婚約とともに、世界史の舞台に押し出され、プライベートな自由を失ったことに気付いたのです。 エリーザベトの衣装で、今日まで保存されているものは僅かです。そのひとつが、いわゆるポルターアーベントのドレスで、ここに展示されているのは複製です。オリジナルは美術史博物館にありますが、保存上の問題のため、もはや一般には公開されていません。エリーザベトはこの見事なドレスを、ウィーンへ旅立つ前の送別会に着用したものと考えられています。興味深いのはオリエント風に装飾されたストールで、スルタンのシンボルのほか、アラビア語で「おお神よ、何と美しい夢だろう」と刺繍されています。第二室 宮廷

