ダヴァール神の国
ダヴァール神の国
Davar Kingdom of God
創造の神 No.4 Sat@1
1 hour 6 minutes Posted Apr 27, 2013 at 9:09 am.
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主はモーセに告げて仰せられた。「イスラエル人に、引き返すように言え。そしてミグドルと海の間にあるピ・ハヒロテに面したバアル・ツェフォンの手前で宿営せよ。あなたがたは、それに向かって海辺に宿営しなければならない。パロはイスラエル人について、『彼らはあの地で迷っている。荒野は彼らを閉じ込めてしまった』と言うであろう。わたしはパロの心をかたくなにし、彼が彼らのあとを追えば、パロとその全軍勢を通してわたしは栄光を現し、エジプトはわたしが主であることを知るようになる。」そこでイスラエル人はそのとおりにした(出エジプト14:1-4)。
エジプトから脱出したイスラエル人が、どこの海の底を渡って行ったのかについては、長い間、専門家の間でも疑問の一つであった。幾つかの説が上げられていて、神学校で学んだことのある人ならば、必ず耳にするはず。しかし、最近の考古学的な発見により、この出来事がどこで起きたのか、結構明らかになったので、興味のある人は、探ってみると良い。実は、今までの説のどれも正しくはなく、ホレブの山の位置も、長い間伝統的に信じられていた所ではなかった可能性が高く、もう一度聖書を解釈し直す必要がある。同時に、多くのテキストや聖書辞典なども書き直される必要があるだろう。この新しい説によれば、その地理上の事実から、なぜパロが「彼らはあの地で迷っている。荒野は彼らを閉じ込めてしまった」と思うようになるのか、はっきりと分る。
民の逃げたことがエジプトの王に告げられると、パロとその家臣たちは民についての考えを変えて言った。「われわれはいったい何ということをしたのだ。イスラエルを去らせてしまい、われわれに仕えさせないとは。」そこでパロは戦車を整え、自分でその軍勢を率い、えり抜きの戦車六百とエジプトの全戦車を、それぞれ補佐官をつけて率いた。主がエジプトの王パロの心をかたくなにされたので、パロはイスラエル人を追跡した。しかしイスラエル人は臆することなく出て行った。それでエジプトは彼らを追跡した。パロの戦車の馬も、騎兵も、軍勢も、ことごとく、バアル・ツェフォンの手前、ピ・ハヒロテで、海辺に宿営している彼らに追いついた(5-9節)。
神様の計画は着々と進んで行く。それは、イスラエル人にとっては創造であり、エジプトの軍勢にとっては破壊である。そこに注目すると良い。同じ出来事が、神に属する者には益となるが、そうでない者には災いとなる。これが否むことのできない真理である。しかし、この時まだ、その真理を知らなかったイスラエル人は、自分たちの後を攻めてくるエジプトの軍勢を見て、非常に恐れてパニック状態になった。実は、これも、新しい説によれば、この時、彼らがどこに宿営していたのかが分り、その地形から、後ろは攻めて来る軍勢によって、右と左は山によって、前方は海に閉じ込められた様子がよく分る。
パロは近づいていた。それで、イスラエル人が目を上げて見ると、なんと、エジプト人が彼らのあとに迫っているではないか。イスラエル人は非常に恐れて、主に向かって叫んだ。そしてモーセに言った。「エジプトには墓がないので、あなたは私たちを連れて来て、この荒野で、死なせるのですか。私たちをエジプトから連れ出したりして、いったい何ということを私たちにしてくれたのです。私たちがエジプトであなたに言ったことは、こうではありませんでしたか。『私たちのことはかまわないで、私たちをエジプトに仕えさせてください。』事実、エジプトに仕えるほうがこの荒野で死ぬよりも私たちには良かったのです(10-12節)。」
彼らがこのように言うのも無理もない。これが人間の普通の態度だ。しかし、それに対して、神様の計画がどのようなものであったのか、神様の側に立ってよく考えてみると良い。
それでモーセは民に言った。「恐れてはいけない。しっかり立って、きょう、あなたがたのために行われる主の救いを見なさい。あなたがたは、きょう見るエジプト人をもはや永久に見ることはできない。主があなたがたのために戦われる。あなたがたは黙っていなければならない(13-14節)。」
「恐れてはいけない。」アーメン!「しっかり立って、きょう、あなたがたのために行われる主の救いを見なさい」とは、創造の業を見なさい、と言っているのと同じ。イスラエル人にとっては創造であった。水を潜って、イスラエルの民が新しく生まれた。しかし、同じ水が、エジプト人を破壊へと追いやった。「あなたがたは、きょう見るエジプト人をもはや永久に見ることはできない。」私たちのすべきことは、否定的な人間のことばを語らないで、黙っていること。なるほど。すべきことは、しないでいることだ。アーメン