ダヴァール神の国
ダヴァール神の国
Davar Kingdom of God
喜びと感謝の力 No.4
1 hour 6 minutes Posted Nov 10, 2012 at 9:09 am.
0:00
1:06:32
Download MP3
Show notes
あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです(1ペテロ5:7)。
人が喜びを持つことにブレーキをかけ、逆に、神様からの祝福を受けられない状態に追いやるのが、人の持つ思い煩いや心配である。ペテロによる第一の手紙は、クリスチャンへの迫害がどんどん度を増していった時に、ペテロが自分を通してみことばを受け入れた教会の人々へ書いたもの。「これからどうなっていくのだろう」と、将来に対して不安を抱くクリスチャン達が、みことばを受け入れることによって持つようになった信仰の上にしっかりと立ち、誇りと喜びを持って生活するように励ましている。上のみことばは、以下の詩篇のことばを引用したもの。
あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配してくださる。主は決して、正しい者がゆるがされるようにはなさらない(詩篇55:22)。
「あなたの重荷」とは、あなたが自分の手に自分のものとして握っているもの、またしがみついて離そうとしないもののこと。「ゆだねる」とは、「投げ捨てる」こと。だから、「主にゆだねよ」とは、「主の上に投げ捨てよ」という意味。そうすれば、「主は、あなたのことを心配してくださる」。つまり、「主があなたに必要なものを与え、あなたを養い、保ち続けてくださる」という意味。言い換えれば、あなたが自分の重荷にしがみついて、それを自分の手から離そうとしなければ、神様の側でも、あなたを「養い、保つこと」がむずかしいということ。
そのことをよく表しているのが、自分の兄に憎まれ、彼に会うことを恐れていたヤコブの話しである。ヤコブがヤボクの渡しを渡って、兄エサウに会う前の晩、彼はある人と格闘をする。その人は、ヤコブに勝てないのを見てとって、彼のもものつがいを打つ。彼が去ろうとすると、ヤコブは彼を引き止め、自分を祝福してくれるように頼む。非常に理解に苦しむ話しだが、どういう意味があるだろうか。
実は、あなたが自分の必要や問題に関して自分の頭で考え、心配している時は、ヤコブのように、神様と戦っている。あなたは、自分の必要が満たされて欲しい、問題が解決して欲しいと願うが、実は、神様も、あなたの必要を満たし、問題を解決してあげたいと、誰よりも強く願っておられる。それでも、自分の考えにしがみつき、心配をするあなたは、神様にそれをさせないように神様と戦っている。
その人は言った。「あなたの名は、もうヤコブとは呼ばれない。イスラエルだ。あなたは神と戦い、人と戦って、勝ったからだ(創世記32:28)。」
皮肉にも、この話しは、彼を通して生まれたイスラエルの民の運命を預言したものでもあった。本来、神ご自身がイスラエルの民のために、敵と戦い、彼らに勝利を与える方であるはずであったのが、その民が自分たちの神と戦い、神にさばかれ、もものつがいを打たれることになった。彼らが自分の手で造った偶像を神とし、心配と思い煩いの中で、自らを救おうとしたからである。
詩篇には、次のようなことばもある。
あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる(詩篇37:5)。
ここでの「ゆだねる」ということばは、「石を転がす」という意味。人生の道には、歩くのに邪魔になる様々な石が転がっている。それらの石をコロコロと主の上に転がしながら、人生を歩みなさいと勧めている。そうすれば、転ぶことなく、主ご自身があなたに成功を与え、目的地へと導いて下さる。