永瀬清子の世界
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#79「私の足に」
3 minutes Posted Sep 29, 2025 at 6:12 am.
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詩人の新川和江さんは、永瀬清子さんの詩を「広々とした宇宙感覚がなければ生まれない詩」と語り、詩「私の足に」を朗読されました(第4回朗読会「永瀬清子の詩の世界」2000年2月13日)。自分の足に合う靴が星空にあるかもしれないという「宇宙感覚」による発想。そこには、既製の靴では満足できない「私」の心が浮かび上がってきます。オーダーメイドの靴ならば、「私」は満足できるのでしょうか。こんなふうに「私の足に」合う靴を探す姿は、永瀬清子さんが「私」の心に叶う言葉を探し、詩を書く姿にも重なります。あなたの「足」にぴったり合う靴は、どこにあるのでしょうか。永瀬さんの詩は、そんな問いを私たちの心にそっと残してくれます。そして永瀬さんの詩作と響き合いながら、私たちが自分だけの言葉を見つけようとする営みにもつながっていくのかもしれません。<文・白根直子>