大いに笑ふ淀君|川崎市アートセンター ラジオドラマセッション
大いに笑ふ淀君|川崎市アートセンター ラジオドラマセッション
川崎市アートセンター
明治から昭和初期に活躍した作家・小説家が残した、まだあまり知られていない戯曲を「ラジオドラマ」(ネット配信)で紹介するプロジェクト。 その文体からは、現代の日本語には残っていない独特のリズムや、その時代の演劇性を読み取ることが出来ます。 第1弾として、シェイクスピア全集を翻訳したことで有名な坪内逍遥の残した戯曲『大いに笑ふ淀君』を取りあげ、神里雄大(岡崎藝術座)に演出を依頼しました。 古典を身近に感じられる演出を、個性豊かな俳優陣でお楽しみください。 隔週での配信を予定しています。
大いに笑ふ淀君 第三場 後半
曾呂利と殿下が淀君の御殿に到着する。殿下は淀君の様子に怒り狂うが、淀君は「殿下がお国にばかり配慮しているのだから、山三がかわいそうになって私が贔屓にしたのだ」という。殿下は山三を斬りつけようとするが、淀君が留めて自分が成敗しようと言う。山三の髷をつかむと、それはなんとカツラ、山三に見えたのは……
Jun 11, 2010
7 min
大いに笑ふ淀君 第三場 前半
3人の腰元が花見の準備をしながら、殿下の噂をしている。「殿下は淀君にも子どもにもかなわない……」乳母・お高は子供をあやしながら今日の淀君の様子がおかしかった事をもらす。淀君と、お国の夫・名古屋山三は、共に連れ合い踊りを始める。子供が泣き始めたので、お高は淀君の前へ子供を差し出すが淀君は我が子を睨みつけるのだった。
Jun 11, 2010
8 min
大いに笑ふ淀君 第二場 後半
酒宴が始まった。唄を歌いいい気分になる殿下。さらに舞いを披露するお国。そこへ曾呂利が到着する。淀君は殿下への仕返しのため、お国の夫・名古屋山三を昨日も今日も招いているらしい。殿下は曾呂利と共に、淀君のもとへ向かう。
May 28, 2010
11 min
大いに笑ふ淀君 第二場 前半
殿下は近頃の淀君の傍若無人さに呆れ、曾呂利の知恵でわざと連絡をとらないでいるが、子供に会いたくてしかたがない。気を紛らわすために、お国を呼びつけ、酒宴の準備を進める。
May 14, 2010
7 min
大いに笑ふ淀君 第一場 後半
殿下にお国を紹介したのは曾呂利新左衛門だった。殿下の息抜きのためにお国を紹介したが、新しい物好きの殿下はお国に夢中になってしまったのだった。 お詫びの印に彼が携えてきたのは、殿下を懲らしめる計画。それを聞いた淀君はにっこりと微笑む…。
Apr 30, 2010
6 min
大いに笑ふ淀君 第一場 前半
老女・右近のもとへ、茶職につく野呂利珍阿弥(のろり ちんあみ)が、とある噂を伝えにやってくる。殿下(太閤秀吉)に新しく寵愛する女性が出来たらしい。その女性は出雲のお国、歌舞伎踊りの名手。噂を聞き怒り狂う淀君(秀吉の側室)は、なんとしても秀吉をこらしめようと策を考え始める。
Apr 16, 2010
12 min