カフエマメヒコ井川啓央の「いかひこ深夜便」
カフエマメヒコ井川啓央の「いかひこ深夜便」
カフエマメヒコ井川啓央の「いかひこ深夜便」
イカハゲ深夜便 vol.10
1 hour 10 minutes Posted Dec 24, 2018 at 2:26 pm.
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今週の井川さんのはなし ~23分ごろ

今週は今年を振り返ります。
2018。出会いもありました、別れもありました。
オリンピック前の混乱、マメヒコの宇田川町店を閉店したのは初夏。ハタケマメヒコも最後の年となりどうなることかと思いましたが、終わってみれば、たくさんの小豆と黒大豆が収穫できました。ゲーテ先生の音楽会は宇田川を飛び出し、銀座、横浜でライブ。そうそう、デビューCDの販売も始まりました。長く続けていたラジオ、HPは一新しました。小説を書き始め、イカハゲが産まれました。ラジオはお便りに支えられました。みなさん、ありがとうございました。

マメクルラジオ~38分ごろ

影山くんと、事あるごとにしてきた話題、ブリコラージュとエンジニアリングについて。
ブリコラージュとはその場にある寄せ集めの道具や素材を組み合わせ、必要な物を手作りすることです。エンジニアリングとは初めに設計図(概念)を作ります。その為の道具や材料を集め、設計図通りに完成させます。同じものを大量生産したり、用途にピッタリと合った物を作るのに向いています。
ブリコラージュが得意な井川さん、エンジニアリングを得意としてきた影山さんの最新のはなしです。

今週のお便り~58分ごろ

ラジオにお便りをたくさん書いてくれた、イカっ子さん、ぱたぱた卵さん、さとみさん、ゆきさん、くつなっこさん…、ありがとうございました。皆さんは、お便りが変化してきていることにお気づきですか。イカっ子さんは、文章がスッキリしてきましたし、さとみさんやゆきさんは、自分のカラーを意識して書いておられます。
ひとつの傑作を残すことよりも、小さな気づかないほどの変化を知ることが生きる楽しみだと思います。さて、今週のテーマは「サンタクロースへの願い事」。
イカハゲネーム:イカっ子
ここしばらく子ども達のサンタクロースを演出する側だったので、いざ自分がお願いするとなると戸惑いますが、せっかく聞いてくださるなら、願い事を書いてみたいと思います。私には長年温め続けている想いがあります。1つはまたNYへ行きたいということ、もう1つは舞台を創ってみたいということです。またと言うのは、若い時にNYにダンス留学した経験があるからですが、今度行ける機会が訪れたなら、特にダンスにこだわっていません。NYへは、その時の自分に相応しい形で、相応しいタイミングで行けたらと思っています。ダンスの舞台にしても、子育てをしながら出来る範囲では参加してましたが、今は様々な事情で休止してるので、再開時には創り上げる側もやってみたい。とりあえず還暦までを目標にすることで、気力体力を維持するようにしています。そして内側の灯火を絶やさないようにすること。友達からは、実現するならあと5年は縮めなくちゃねと言われてるのですが。なぜその2つなのかと自分に問いかけてみると、願いそのものより、願いの奥に潜んでいるものが私にとって重要なことなんだと気付きました。まずNYは私自身が開かれた状態でいられた象徴としての街だからです。だから必ずしもNYでなければいけないということではありませんが、水が合う場所で自分が開かれやすい環境に身を置くことは大事だと思っています。もしNYへも行けず、他に水が合う場所もなければ、望む環境を自ら生み出すぐらいになれたらいいです。また何故舞台なのかと問われるなら、互いが持てるものを、限りを尽くして引き出し合いながら作品を創る面白さと一体感が、舞台活動では感じやすいからだと思います。人生はそう簡単には壊せませんが、舞台は壊しては創り、再生することが出来ます。一緒にやろうよと言う仲間がいるなら尚更、最高です。人前で何か披露したいからということではなく、美しいと思えるものを、私と同じように必要だと感じる人達に向けて、自分が出来る形で伝えられたら舞台にこだわる必要はないと思っています。そういう喜びを私はどこかで授かり、味を知ってしまった。美味しい料理はまた食べたいから作ってみたい、出来れば1人より誰かと一緒に食べたらもっと美味しいに違いないと思う気持ちに似てるのかもしれません。でも今は娘の進学を応援して自立を見届けることと、親の最期に寄り添う時期なので、私にしか出来ないことは後悔ないように精一杯やっておきたいと思っています。思うように身動きが取れない時こそ内圧が高まるので、時々こうしてお便りを書きながら、内省の期間としてこの時期を活かせたらと思っています。なのでサンタさんへのお願いは、私が夢に向かって最善を尽くせるよう、自分を見失うことのないよう、道を照らし続けてもらえたらとても心強いです。ただこうしてお願い事を書きながら思うのは、願い事は叶えてもらうより、叶えてあげられるサンタクロースの方が喜びは何倍も深いのかもしれません。実家で父と数日前、夕飯時に話していた時のことです。父がふと、何かの話しの流れで、嬉しそうにこう言いました。「文字を書きたくてウズウズして仕方ない時がある。日本語の形、特にひらがなは本当に美しくて、字を見るといつもうっとりする。」父は漁師の生まれで、長男なので親の漁の手伝いで小学校も満足に通えてなかったと聞いてます。80歳にもなって文字が書きたくてウズウズするなんて、父の本質をかいま見た気がしました。現在の父は未だ現役で自営業を営んでるのですが、支えてきた母が倒れてからはますます忙しくて、現在、趣味を楽しむ時間はほぼ皆無です。「一生死ぬまで働く、それが俺の人生だからいいんだ。」と父は言いますが、私がサンタクロースなら、父の少年時代に戻って、学校に行かせてあげたかったと思いました。
イカハゲネーム:さとみ
大学1年生の、もうすぐクリスマスという頃の話です。おかしい。こんなはずしゃなかった。12月のはじめに意中の先輩にフラれた私は、完全にやさぐれていました。「クリススマスまでに彼氏ができますように」こんなこと、サンタクロースに願うまでもなく、簡単に叶うものだと思っていました。周りの友達たちは、花火大会や文化祭、芋煮会なんかで愛を深め、次々とカップルが成立していきました。みんなも上手くいってるんだし私も楽勝でしょ。そんなふうに思っていました。しかし、現実として、私は意中の先輩にフラれ、大学生はじめてのクリスマスを一人で過ごそうとしていました。最悪です。先輩のことがこんなに好きなのに、頑張って仲良くなりたいのに、先輩の態度は素っ気ないものです。むしろ、頑張れば頑張るだけ、素っ気なさが増しているような気さえします。それまで、頑張って何とかならないものなんて無いと思っていました。勉強も、楽器の練習も、好きだからどんどん頑張れるし、頑張れば頑張ったぶんだけ、上手になったと思います。神様や、サンタクロースにお願いなんかしなくても、頑張れば何とかなると思ってました。でも、先輩のことがこんなに好きなのに、頑張っても上手くいかないなんて。もうどうすればいいのかわかりません。そんなある日のことです。午後の講義が終わって、さて帰るかという時に、強烈なめまいに襲われました。立って歩けません。生まれて初めてタクシーを呼んで下宿まで帰りました。体温を測ってみると、39℃超え。そりゃあフラフラになるはずです。私は、そのままご飯も食べずに寝込んでしまいました。寝込んでいると、玄関の呼び鈴がなりました。「どうしたの?」私は言いました。「何言ってんの、自分でメールしたんじゃん。」友達はあきれた感じで言いました。私は寝込む直前に、薬とポカリを買ってくるよう、彼女にメールしていたようなのです。それを見た彼女が、他の友達も引き連れて、薬とポカリ以外に食べ物も買って、私の下宿まで来てくれたのです。彼女たちは、そうめんをくたくたになるまで煮込んで、卵でとじた物を作ってくれました。どうして、こんなにやさしくしてくれるんだろう。頑張って叶うもの。頑張っても叶わないこと。そして、頑張らなくても叶うもの。彼女たちは、頑張って、努力して、作った友達ではありません。自然と仲良くなった友達です。私はよくわからなくなっていました。でも、この友達たちを大事にしたい、ということはわかりました。

イカハゲ先生 ~70分ごろ

(質問1)せとかちゃん(4歳)
今日はクリスマスイブ、明日はクリスマスです。みんな、クリスマスも、クリスマスイブも、おいしいモノを食べたり、パーティーをするそうです。でも、どうしてクリスマスは、前の日もお祝いするのですか?私の誕生日だって、お誕生日の日と、その前の日もお祝いしてほしいです。クリスマスだけずるいと思います。どうしてクリスマスだけ特別なのですか?
(質問2)イカハゲネーム:だいず坊主(5歳)
冬休みに入る前に幼稚園で「おおそうじ」をしました。いつものそうじと違って、みんなで幼稚園全部を掃除して、ワックスというものをかけて廊下がツルツルになったり面白かったです。