
きれいごとと言われてしまうことも、顔のわかる小さな組織なら実現可能です。
たとえば、ボクたちはお金のために働いてるんじゃないぞとか。
人に喜ばれることを第一にして努めていこうとか。
大きな組織では偽善に聞こえる性善説も、
小さなところなら十分な哲学として機能します。
いやむしろ、そうじゃないと小さな組織は難しいかもしれません。
スケールメリットもまったくないなかでの泥仕合が続くので、
哲学もないところでやっていくのは、バカバカしくてやってられません。
いつ無駄死にさせられるやわからないですから。
小さな組織。
ボクのところなんてもうミニマルですが、
小さいからさぞうまくいってるのかと聞かれれば、
なにをなにを。
ちっともうまくいきません。
やる気はある、一生懸命だ、スキルもある、
だけどイチイチ持ち上げないと拗ねる、
なんてみたいなヒトが混じったりします。
するとみんな疲れてきます。
良いところがあるんだけどねー、なんてヒトのほうが厄介です。
そーゆーのは、甘ったれたところがある。
明らかに仕事ができないなんてヒトは、
打たれ強かったりして頼もしいところがある。
困った局面のときこそ、リーダーであるボクが必要です。
なにが要るのか、なにが要らないのか、
局面ごとに決める必要があるからです。
「要らないヒトなんていないわ」、なんて声に逃げてはいけません。
風通しの悪い組織はカビます。
胸つぶれる思いは重々承知の上で、選ぶ必要があるのです。
決めないリーダーは逃げてるだけです。
非情なサイコパスがリーダーに向いているのは、
組織にとって決断がもっとも難しく、また大切なことを物語っています。
ボクはサイコパスではありませんから、
いちいち気持ちに寄り添ってしまう、甘っちょろい経営者です。
サイコパスならもっと稼げているはずです。
「おかげさまで何十年も同じメンバー、目立った波風立ったこともなく、
やれてきました」、
なんて老獪の経営者のはなしを聞くと羨ましいなと思います。
(それは幸運でしたけど、時代も良かったんですよね)
と心のなかで嫌味を言いたくなります。
誰に相談することもできないので判断しかねますが、
小さな組織を運営するのもかなり大変です。
札束で頬をひっぱたけたらどんなに楽だろうと、思ったりします。
なににしても組織をまとめるのは苦労ですね。
どんなときでも笑って、笑って、です。
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Jul 1, 2021
25 min

今日のテーマは、最近天才よち丸ラジオで取り上げられた『SLOC』について。https://youtu.be/IFPs470H_-U『SLOC』とは、SmallLocalOpenConnectedであることを目指すという行動指針のことです。これマメヒコじゃん!と、酒井さんは思ったそう。さて、インターネットはとてもOpenで、Connectedなものであると言えます。世界中の情報が集められ、その中から自分が知りたいことが検索できるようになったのも、物理的に遠くにいる人たちとコミュニケーションができるようになったのも、インターネットの素晴らしい働きによるものです。しかし、そのOpenさは良いことだけではなく、悪いことまで巻き込んでしまいます。結局今のインターネットでは、お金儲けをしたい人たちの欲望のままになり、品質の良さ、正しさなんてものは二の次になっているのではないでしょうか。マメヒコやいかひこで目指すOpenは、誰でもなんでも良いという意味ではありません。心を開放できる場所、としてOpenでありたいと思うのです。そんなSLOCな場所を引き続き目指していきます。
Jun 27, 2021
31 min

今日は、最近面白可笑ひこで取り上げたマメピコに使われているカルピスについて。カルピスウォーターとは、カルピスの原液を水で薄めた飲み物です。原液でも売っていますが、必ず薄めないと飲めませんから、ペットボトルでどこでも売っているカルピスウォーターの方がお手軽に飲めます。さて、カルピスの原液を作った人、カルピスウォーターを流通させた人。はたしてどちらが偉いのでしょうか?原液を作った側と、それを水で薄めた側では、この世の多くの人は後者の立場です。カルピスウォーターをもっとたくさん売るにはどんなCMを作ろうかとか、低コストにするためにペットボトルを変えてみるかとか、その人たちの関心はそちらに向いています。原液の味や作り方に興味を持つ人が少ないのは仕方ありません。たくさんお金を儲けることと、本質から離れないこと。どちらも両立させるというのは、やっぱり難しいみたいです。
Jun 18, 2021
34 min

今日のテーマは酒井さんの記憶に強く残る朝ごはん、朝ひこについて。なんと味噌汁はマグカップに入れられて出てきます。そのきっかけは台湾茶をマグカップに入れて飲むマグ茶。カジュアルに、シンプルに、ということを意識して作られた朝ごはんなのです。そんなに良かったというのなら、復活させれば良いのでは?と思うかもしれませんが、受け取ってくれる人がいなくてはどうにもなりません。何人来るのか、誰が来るのかわからずに通常メニューには載せられないのです。でも予約で注文が先にある特別メニューだったら、出来ることが少し増えました。丁寧に自信を持って届けられるメニューがあることは、スタッフにとっても嬉しいことです。と、いうわけで。実はこっそりひっそりマメヒコで定食が始まっています。機会がある方はぜひ食べにきてください。
Jun 6, 2021
23 min

ボクはいつもメッセージとして、
若いヒトたちに元気になれよ。
つまらない管理主義、全体主義に屈することなく、自分の頭で考えなさいよ。
嫌なことは嫌といえばいいのだ。
好きなことは好きといえばいいのだ。
「とはいえ、なになにだけでも」なんてことを言う大人を信用するな。
「最低限のことさえ守ってもらえれば」なんてやつの顔色を気にするな。
優しい顔してるが、こういうやつらは絶対に裏切る、信用するな。
君は君の人生なのだから、
今日も明日もあさっても、面白可笑しく生きればいい。
子供時代や青春時代は、大人になってお金を稼ぐための準備期間ではないのだ。
そんなくだらないことのために、貴重な時間を使ってはならない。
その日暮らしをせよ。
お金なんてものはただのモノだ、気にかけるな。
苦労はするだろうが、なんとかなるさ。
君の覚悟さえ決まれば、
些細なことを愉しめるようになる。
強い刺激でしか愉しめない友人と付き合うな。
友人は君を甘くする、弱くする。
そして一生金の奴隷になる。
そして一生不満をこぼして生きるようになる。
ただ、いつも健やかに。
機械が作ったものは極力口にせず、
誰かが君のために作ってくれたものを食べるのだよ。
なんてことをいつも色々言ってきたけど。
どうやらボクは、君たちに謝らなくてはいけないようだ。
もうボクの言うことを聞いていたら、この国では息苦しいばかりで、
生きるのも苦しいらしい。
志なく、流されるものだけが生き残る。
それも時代の変化、自然の営みなのだから仕方ないね。
君を窮地に追い詰める、そんな悪気はなかったのだ。
ただ。
ただ良かれと思って、励ましたのだ。
デタラメな社会では、よくよく考えていたら、
頭がおかしくなってしまうね。
流されて生きよ。
もう周りに流されて生きる、そんな時代なのだと諦めてほしい。
Jun 3, 2021
23 min

きっかけは先日の演劇「ぽうく」のワンシーン。 主人公の兄妹が深夜は何時から何時までのことを言うのか議論します。労働基準法の方を信じるのか、それともNHKを信じるのか。でもそもそも夜と深夜と明け方って、間にくっきりはっきり線を引けるものでしょうか?本来ボーダーレスだった場所に線を引いて、どのくらい得をするかを考えたりしている人が作る境界があります。そして、大きな声で「ここが境目です!」と言われると、なんだかそんな気がしてきて、むしろ自分から意味を探してしまったりします。でも、本当は違うはずです。境界はここと一方的に決められたものではなくて、誰かの自由と誰かの自由がぶつかるとき、お互いの話し合いの中で決まるものなのではないでしょうか。
May 31, 2021
27 min

閉塞感が漂う時代。
ひとり何かをして世の中が変わるじゃなし。
お金が入ってくるじゃなし。
気になることにいちいち目くじら立てても、血圧があがるだけで無意味。
コスパ悪し。
目立つことはしない。
余計なことは何ひとつしない、傍観と決め込む。
難しい連中とはなるべく避けて、
遠巻きに遠巻きに、自分に火の粉がかからないように生きてゆく。
めんどくさいことはごめん。
わかりません、知りませんでした、とひたすら乗り切る。
もらえるものだけはもらう。
損はしないように振る舞う。
そういう生き方がしたい、、、
そんな風に思うときがボクにはあります。
何もかもやめてしまったらどれだけ楽だろうと、
冷たく思うのです。
南国に一人旅して、そのまま、流れ着いた先で暮らしてもいい。
残してきた者たちはそれはそれ。なんとかそれなりに楽しくやっていくだろう。
そんなことを思うとき、大抵疲れているんだなと思って、
もう何もせずに寝ます。
そして寝て起きれば、
また繰り返しいつものとおりしている。
性分というものは変えられずにいて、
ため息が出ます。
May 26, 2021
29 min

5月の初めに上演した演劇「ぽうく」。酒井さんは今回お客さんとしてだけではなく、スタッフとしても参加してくれました。最近、演劇を観る人がどんどん減っているそうです。昔より演劇を理解する素養がある人が少なくなっているからなのか、演劇を観る余裕がない人が増えたからなのか。公演をする側はよりわかりやすく作ろうとするし、より観客が呼べる俳優をキャスティングしようとします。今、演劇の世界では負のループが起きているようです。今回の演劇には、多くのいかひこ塾のメンバーがスタッフとして参加してくれました。観客としてだけでなく、この演劇を作る当事者になることはとても楽しいです。みんなが集う口実としての演劇。これにはとっても価値があるのではないでしょうか。
May 21, 2021
35 min

収録の朝から、少し元気のない影山君。
長く付き合っているので、なんとなくわかります。
あっ、いやなことあったねーと。
こういうとき、彼は決まってとくになにかがあったわけじゃないといい、
だけど続けて自虐的な話をしてくれるのです。
今回もそうです笑。
なにもそこまで話さなくてもいいよってはなしをしています。
これは「ありのままの自分を見てほしい」という純粋な少年の気持ちの顕れでもあるし、
かといって、なにもかも赤裸々かというとそんなことはない。
大人としてのリップサービスだったり、フィクションだったりもするのです。
頭がいいですね。
ボクは常日頃、人間とはほんとうに複雑だなと思うのです。
何でもかんでも金や数字で勘定する世界の住人は、
人間とはツルンとしたムキたまごみたいだと思うでしょう。
シンプルなルールの上で勝った負けたとやっているのですから、
世界には説明のできないものなどないと思うかもしれません。
それは、そういう風に育ったからそうなってるのですが、
どっこい、年取ったりすると、
急に複雑なものに惹かれたりもするから、人間とは複雑です。
本当の人間は、善も悪もごちゃまぜ、
男も女もごちゃまぜ、美しいことも汚いこともごちゃまぜ、
神秘もエロスもごちゃまぜです。
ボクは自分の複雑さを持て余していて、少し絶望しているくらいのヒトのほうが好きです。
いびつな自分は、本当はどこに立っているのかさえ、よくわからない。
、、、美しいと思います。
May 15, 2021
22 min

半年間の準備を経て、先日劇「ぽうく」は無事上演されました。
いろいろな仕掛けを随所に散りばめて作りましたが、
ヒトによって受け取りかたは様々で、
ボクが好きに作ったように、受け取った方も好きに受け取ればいいと思います。
感想があればコメント欄に書き込んでください。
May 14, 2021
29 min
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