アワノトモキの「読書の時間」
アワノトモキの「読書の時間」
粟野友樹,星野良太,Work-Teller
18-1「経営リーダーのための社会システム論: 構造的問題と僕らの未来(宮台真司さん×野田智義さん)」
23 minutes Posted Oct 5, 2022 at 1:40 am.
0:00
23:17
Download MP3
Show notes

18冊目の今回は「経営リーダーのための社会システム論: 構造的問題と僕らの未来(宮台真司×野田智義)」を扱います。


著者は

超頭良い且つアウトローな社会学者の宮台さん。

組織戦略が専門の研究者野田さん。


気になっている方も多いはずの大学院大学、

至善館で行われた宮台さんと野田さんの講義をまとめた本です。




アワノさんによる読み解きキーワードは今回も3つ。


1.安全快適便利なのに、なぜ生きづらいのか

2.我々意識/どんな仲間と一緒に生きたいのか

3.ミクロな共同体から社会を再構築する



今の社会は、途中参加しにくいものになっているのかもしれません。

文脈が昔から続き過ぎていて、途中参加者である我々には追い付けない。

追いつこうとする気力を奪っていく。

我々ですらそうなので、若者にとってはよりその傾向が顕著なのでは。


本書では、宮台さんもそこを理解した上で、うまくポイントをつかんで説明してくれています。

文脈を追っていくのは大変なので、構造を理解することによって、把握しやすくしてくれる、というスタイルでしょうか。



ところで、社会には所属したほうがいいんでしょうか。

今や一人でも生きていける時代。

孤独にさえ耐えられれば、社会に所属するという手間を省くことも理論上可能です。

そんな疑問をホシノが投げかけたところ、

本書の内容からアワノさんに答えてもらえました。


むしろ、格差拡大によって否応なく社会から排除される可能性がある。

極端な例では、貧困層は仮想現実の中のみで生きることになるかもしれない。

現実の面倒くさくて、でも豊かさを感じる社会には、富裕層しか生きられなくなる時代が来るかもしれない。


こうした現実社会の傾向に対して、宮台さん、野田さんが警鐘を鳴らす、

というのが本書の内容なのでは…?



詳しくは、二回目以降でお伝えしていきます!


-----

また皆さんのご意見もお聞かせください。

ご質問、扱う本のリクエストなどがありましたら、こちらまでDMをお寄せください。

https://twitter.com/Tomoki_Awano