Show notes
永瀬清子さんは、生涯現役を貫いた詩人です。この詩を読んでいると、老いてなおよい詩を求めて日々書き続けていたこと、そして現在の赤磐市で農作業をしながら暮らした日々がいかに充実していたかが浮かび上がってきます。一方では、かつての日々が「捕えんとして捕えがたい幸せ」であったことにも気づいています。つまり、その時には気づかなかった幸せが、年を重ねた今わかるようになったことを書いているのです。永瀬さんの詩は、いずれ行く道に思いをいたし、これからどのように進んでいくかを考えるきっかけにもなると思います。<文・白根直子>

