Show notes
酒を飲むことを止してから、酒席に身を委ねていると、時間が経つにつれ人々がぐでんぐでんになっていくのがありありと分かる。まったく何を言っているかも分からないが、一生懸命に語りかけてくる。膝と膝を付き合わせ、一生懸命に聴こうとするが全く分からない。理解しようとすることを諦めて部分的に理解を示すととても喜んでいる。しばらくすると、また同じ話をしてくる。まるで欠けた器に水を注ぎ続けているようだ。出会って、ある程度の関係性ができて、プライベートで食事に行き、話すようになると、その人の欠けた部分を垣間見る瞬間がある。もう少し話していくと、その人が崇拝しているものを垣間見る瞬間がある。きっと僕も同じなのだろうと思う。目に見えない穴だらけの器を抱えて生きていくしかない。ご意見、感想などはTwitterにてDMまたは「#境界線上の猫」で受け付けています。エムTwitter(https://twitter.com/m_cat_jun)Anchorでのボイスメッセージでも受け付けています。(https://anchor.fm/cat_on_the_border.m)

