「人と社会をつなぐ情報学」平成24年度市民講座
「人と社会をつなぐ情報学」平成24年度市民講座
National Institute of Informatics
米田 友洋「故障に耐えるコンピュータ」
コンピュータは故障します。「絶対に壊れないもの」を作ることは不可能です。しかし、故障が起こることを想定してシステム作りをすることで、より長くサービスを維持できたり、被害を最小限に食い止めたりすることができます。人命に関わるようなシステムはもちろん、最近では身近のちょっとしたシステムにもこの考え方は使われています。このようなシステム作りについて、事例紹介を含めて基礎から研究動向まで平易に解説します。
Feb 26, 2013
1 hr
新井 紀子「大学生の数学力、なう」
1990年代から、大学生の学力、特に数学力が低下しているのではないかという懸念の声があがっています。本講演では、2011年に日本数学会が実施した「大学生数学基本調査」の結果を紹介するともに、科学技術立国日本を支える人材育成や、次の世代を育てる教員育成に欠くことができない数学教育を、今後どのようにデザインしていくべきかについて考えたいと思います。
Jan 16, 2013
1 hr 1 min
小山 照夫「専門用語の構造」
私達は「犬を飼うつもりです。」と聞いた場合、その犬が番犬なのか、猟犬なのか、愛玩犬なのかを飼い主から想像します。しかし専門分野で研究の議論をする場合には、ひとつの用語が様々な意味をもつのでは効率的な議論はできません。そこで研究者が共通に理解する「専門用語」が必要となります。その専門用語が作られるテクニックや、その使われ方、問題点について実例を挙げて解説します。難しい専門用語が少し身近に感じられるようになるかもしれません。
Aug 22, 2012
55 min
北本 朝展「クライシス情報学」
東日本大震災などの大規模災害だけではなく、今も世界では様々な危機(クライシス)が発生しています。情報通信技術の発達に伴って、クライシスに関する情報の収集、分析、伝達にも新しい方法が生まれつつあります。一方で同じクライシスを繰り返さないために、情報を蓄積して後世に伝えることは我々の責任でもあります。クライシスを切り抜けるために情報はどのような役割を果たせるのか、一緒に考えていきましょう。
Jul 19, 2012
1 hr 2 min
漆谷 重雄「先端研究のネットインフラと社会」
人と社会をつなぐために必要不可欠のネットインフラ。先端科学の分野では、全国の研究者が大規模な実験装置を共同利用したり、膨大なデータを運んだりするための超高速のネットインフラが必要になります。本講座では、様々な研究分野に利用されているSINETのしくみや利用方法を一般的なインフラと比較しながら説明するとともに、震災時にどのように耐えたのか、これからどのような方向に向かうのか、などについて解説します。
Jun 7, 2012
1 hr 1 min