Show notes
あまり知られていませんが、中国・湖北省の襄陽(じょうよう)市にある龍興寺に伝来していたという石碑に刻まれた『阿弥陀経』には、普通の阿弥陀経にはない21字が追記されているのです。それは「一心不乱」の句に続けられた「専持名号以称名故諸罪消滅即是多善根福徳因縁」。つまり、「南無阿弥陀仏」とお称えすることで罪が滅ぼされ、多くの善を積み、福徳の因縁となる、とのこと。これはその前の「少しくらいの善では阿羅漢や不退転の菩薩たちと一緒に過ごせる極楽に往生できるはずもない」というところと対になっているようです。
この21字は後世に追加されたようですが、法然上人はこの文をご存じで、深く受け止められ、称名念仏の根拠にもなされたようです。

