服部幸應の『食育の時間』
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(271)震災時の食の情報提供について
1 seconds Posted Aug 23, 2011 at 1:00 am.
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最新版の食育白書の巻末には、特別に
「東日本大震災における食生活に関する情報提供等について」という経過報告が
記載されています。
震災後、私たちの食卓に大きな変化がありました。
この経過報告には、食についての震災時の対応が政府から示されています。
避難所での食生活については、厚生労働省が食事や栄養について周知を図っています。
全国の行政栄養士が被災地に派遣され、栄養指導・食生活の支援に当っています。
また、日本栄養士会も被災県の栄養士会と連携し、いち早く対応しました。
私も被災地を訪れましたが、温かいものを食べられない状況が続いていました。
学校給食については、文部科学省から、
調達可能なものなど実情に応じてできる限り給食を出すよう
各都道府県の教育委員会に通達がなされています。
食品の安全性についても記述があります。
これまでは、食品の放射性物質に対する規制値が食品安全委員会で作られていませんでした。
震災後、検討がなされ、結果的に厚生労働省は原子力安全委員会が持っていた規制値を
そのまま食品衛生法に当てはめました。
規制値を超えた放射性物質が検出された農作物は、
原子力災害対策本部長(=内閣総理大臣)が、自治体の長に対し出荷制限・摂取制限を指示します。
ただし、今回の牛肉のように検査対象外だったものや検査をすり抜けてしまうものもあります。
皆さんも、今後、安心・安全な食べ物を食べつづけるにはどういたらいいか、
Sustainable=持続可能な食の在り方とはどういうものか、
この機会に考えてほしいと思います。