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震災から2カ月。被害を受けた漁船の数は1万8千隻以上。金額にすると1150億円。
被災した漁港の数は315港。金額にすると3781億円。
養殖施設の被害は510億円。被害総額はおよそ5746億円で、
農業・林業と合わせると1兆円を上回りました。
被害額の半分以上を水産業が占め、被害が最も深刻です。
三陸沖は世界3大漁場の1つで、回遊魚の15%、養殖21%、加工品31%、
日本の漁業関係全体の2割ほどが被災地の海でまかなわれていました。
インフラだけでなく、漁業関係者の方の多くも被災されています。
現在、漁業関係者は210万人といわれ、65.3歳以上の人が5割を占めています。
10年後の漁業関連従事者は150万人ほどと推定されていましたが、
震災の影響で減少傾向が加速して、100万人ほどとなる見込みです。
今、魚の自給率は57%ですが、3分の1ぐらいになるでしょう。
そして、食料全体の自給率も、現在はカロリーベースで40%ですが、
この先、30%の前半になる可能性があります。35%を切ったら国家として危ないといわれています。
食の安全保障という点で、いざという時のために動いておかなければならなかったものを
これまで何もしていませんでした。こういう事態になってから知ったのです。
政府や民間が食の安全保障について、どのような割り振りをするのか、
きちんとしてほしいと思います。
まずは、現地のものを買いましょう。元気づけには経済が一番です。

