内容は以下の項目に沿っています。
ーーーーーーーー
① 祈りの定型文
② キリストの祈りの原理
③ 神への委譲を祈る
④ 人間は神ではない
⑤ 人間の四つの生命原理
⑥ 人間の魂の誕生
⑦ 人間の高次元の生命原理/アートマ
⑧ 人間の高次元の生命原理/マナスとブッティ
⑨ 人間の下位の生命原理/肉体
⑩ 人間の下位の生命原理/エーテル体とアストラル体
⑪ 人間の下位の生命原理/自我
⑫ そして、主の祈りの本質を開く
ーーーーーーーー
主の祈りは、キリスト自身が使徒たちに伝えた祈りです。
この祈りには、神智学の本質、神智学の全てが入っていると、シュタイナーは言います。
従って、この祈りの底流に、その思想を形成する必要があると、そう言うのです。
この思想は、単に、祈りの意味を解釈するだけではなく、
人間の魂入れまでに遡るものであり、
つまりは、宇宙の生成までイメージすることになります。
モーセの十戒が出現した時点で、地球人類の肉体は、既に退化の方向に転じたといいます。
その退化に対抗するために、地上に、キリストという太陽神が肉体として降りてきました。
イエスの肉体は、二つあり、つまり子供の頃には、もう一人のイエスが存在していたと言われます。
そして、二つの肉体が一つに統合され、その肉体に、キリストが降臨したました。
主の祈りは、そのような、より隠された神秘的な意味でも、計り知れない潜在性があるのです。
アストラル世界へのパスワードは、一種の儀礼として存在しています。
それは、その意味を知らない人にすれば、ナンセンスに見えるものでもあるのです。
すべてが荘厳ではないという意味で、奇異に見えることもあるのでしょう。
この主の祈りも、私たち現在人の感覚からすれば、ごく一般の感覚からすれば、
古めかしく、迷信めいた、意味のないものに見えるものでもあるでしょう。
しかし、この祈りは、深い深い、パスワードなのです。
この祈りの思想を知らなくても、それは有効だと、シュタイナーはそう言うのです。
そして、この祈りの意味を知っていてば、それは、なお有効なのです。



