姿勢が変わると、人生が変わる。
姿勢が変わると、人生が変わる。
姿勢治療家(R)仲野孝明
第527回健康の軸はひとつじゃない。姿勢治療家が考える「6ヘルス」で整える毎日の習慣
1 seconds Posted Sep 17, 2026 at 10:00 pm.
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毎週金曜日に配信している
姿勢治療家Ⓡ仲野孝明「姿勢が変わると、人生が変わる。」ラジオ

こんにちは。姿勢治療家(R)仲野孝明です。
この番組では、体の姿勢と生きる姿勢、より豊かに人生を生きるための姿勢力について話をさせていただいてます。

今回は、姿勢治療家(R)が考える健康の要素、6ヘルス(構造・睡眠・食・運動・精神・呼吸)
最近、初めて番組を聴いてくださる方も増えてきたので、今回は改めて原点に戻って、
「そもそも健康とは何なのか?」
を整理してみたいと思います。
僕は健康を、ひとつの要素だけで考えていません。
大切にしているのは、
姿勢・睡眠・食事・運動・呼吸・精神
という6つの視点です。
これを僕は「6ヘルス」として考えています。
どれかひとつだけを完璧にするのではなく、今の自分に足りていないものを見つけて、少しずつ整えていく。
それが、健やかに生きるための土台になると考えています。






健康を「ひとつ」にしない
健康というと、
「運動すればいい」
「食事を変えればいい」
「姿勢を良くすればいい」
と、ひとつのことに集中しがちです。
でも実際には、身体はそんなに単純ではありません。
たとえば、姿勢を意識しようと思っても、寝不足で頭がぼんやりしていたら続きません。
食事に気をつけていても、まったく身体を動かしていなければ、それも十分とは言えない。
気持ちが荒れている時には、呼吸も浅くなります。
全部つながっています。
だからこそ、健康を6つに分けて考えると、
「今の自分は、どこが足りていないのか?」
が見えやすくなります。






1.姿勢|身体の使い方を整える
僕は姿勢治療家なので、最初に中心に置いたのが「姿勢」です。
ここでいう姿勢は、ただ背筋を伸ばすことではありません。
大切なのは、
身体をどう使っているか。
立つ。
座る。
歩く。
持つ。
しゃがむ。
こうした毎日の動作を、骨格に無理のない使い方にしていくことです。
どれだけ治療を受けても、日常の身体の使い方が変わらなければ、また同じ場所に負担がかかります。
だからまず、
「自分の身体を正しく使える状態をつくる」
ことが、健康のひとつの土台になります。






2.睡眠|寝ていないと、姿勢どころではない
以前は「まず姿勢」と考えていました。
でも長年多くの方を診ていると、
「先に寝てもらった方がいいんじゃないか」
と思う場面も増えてきました。
睡眠不足の状態では、


集中できない
人の話を聞きにくい
身体を意識できない
イライラしやすい
判断力が落ちる

ということが起こりやすくなります。
その状態で、
「姿勢を意識してください」
と言っても、なかなか難しい。
だから最近は、
寝られていない人には、まず寝ること。
これもとても大切だと感じています。






3.食事|「何を食べるか」を自分で選ぶ
食事は、とても難しいテーマです。
人間は、いろいろなものを食べられます。
食べ物が十分にない環境なら、目の前にあるものを食べるしかありません。
でも現代は違います。
選択肢が多すぎるほどあります。
だからこそ大切なのは、
「自分の身体にとって、何を選ぶか」
ということです。
絶対にこれだけ食べればいい、という単純な答えではありません。
自分の身体の状態や生活に合わせながら、
「これは自分に合っているかな?」
と考える。
食事も、自分の身体と対話する習慣のひとつです。






4.運動|調子がいい時こそ始める
患者さんからよく聞くのが、
「先生、運動が大事なのは分かっているんですけど、なかなかできなくて」
という言葉です。
特に難しいのが、
今、身体に痛みがない人。
痛くない。
体調も悪くない。
そうすると、
「別に運動しなくても大丈夫なんじゃないか」
と思ってしまいます。
でも、10年後、20年後を考えるとどうでしょうか。
今の生活に運動が欠けているなら、
調子がいい今こそ、運動を始めるチャンスです。
悪くなってから始めるより、動けるうちに習慣にしておく。
これは本当に大切です。






年齢を重ねるほど「運動の時間」を確保する
今回の会話では、80歳でも毎日1万歩ほど歩き、1時間程度身体を動かしている方の話も出ました。
年齢を重ねるほど、
「もう歳だから動かない」
ではなく、
動く時間を意識して確保する必要があります。
若い頃は、通勤したり、仕事で歩いたり、自然に動いている時間があります。
でも生活が変わると、その量は減っていきます。
だからこそ、
「体育の時間を自分でつくる」
くらいの感覚が必要です。






運動できないなら、まず30分からでもいい
運動については、週150分程度というひとつの目安もあります。
でも、
「150分なんて無理」
と思って、何もしなくなるのが一番もったいない。
最初は30分でもいい。
週末だけでもいい。
まず始めてみる。
続けているだけでも、何もしない状態とは大きく違います。
僕が大事にしているのは、
100点を目指して0点になるより、30点でも続けること。
身体は、使えば維持されます。
使わなければ、少しずつ使えなくなっていきます。






5.呼吸|自分をコントロールするための道具
呼吸は、誰もが毎日行っています。
でも、意識して使っている人は意外と少ないかもしれません。
呼吸の面白いところは、
自分でコントロールできること。
ゆっくり吸う。
ゆっくり吐く。
一度止める。
深呼吸する。
これだけで、身体だけでなく気持ちの状態も変わります。






イラッとした時ほど「一呼吸置く」
日常生活では、思い通りにいかないことがたくさんあります。
電車の中。
仕事。
車の運転。
人との会話。
「なんでそんなことするんだろう」
と思う瞬間もあります。
そこで、すぐに反応しない。
一呼吸置く。
今回の会話では、アンガーマネジメントの例として「7秒ほど間を取る」という話も出ました。
イラッとした瞬間にそのまま言葉を出すのではなく、
一度呼吸する。
数秒止まる。
すると、
「この人も今日は何かあったのかもしれない」