Show notes
1838年、フェルディナント皇帝は、ロンバルディア=ベネト王国の国王となりました。ミラノでの戴冠式に際して、このセンターピースがパリに注文されたのです。生産者は不明です。当時、宮廷から外国に大口の注文が出される場合、注文は極秘で出されるか、宮廷長官を通じて行われるのが常でした。これは、ウィーンの生産者とのトラブルを避けるための方策だったのです。センターピースは、ブロンズに金メッキされたものです。鏡のように磨かれたプレートは、燭台に立てられたロウソクの光を反映し、照明効果を高めました。装飾の彫刻や軽やかな唐草模様が、優雅な雰囲気を生み出しています。

