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1949年(昭和24年)12月 『講談倶楽部』発表作品御家騒動にまきこまれ、廃墟に幽閉される成信。刺客におそわれ、食うにも事欠く彼のもとにあらわれたのは、泥棒であった。■登場人物成信……大名家の二男。お家騒動で幽閉されている。伝九郎……不幸な泥棒。大炊頭成豊……成信の父。藩主。成武……成信の兄。滝沢図書助……江戸の筆頭家老。梶田重右衛門……側用人。反滝沢派。鮫島平馬……梶田派の侍。新三……伝九郎の継父。七つの時、死去吉五郎……古石場の人足。伝九郎を裏切る。室久左衛門……藩の中老。■用語集常住(じょうじゅう)……いつもそこに住んでいること古書院(こじょいん)……母屋から張り出した部屋。小さな書院。重過(じゅうか)……重大な過ち蟄居(ちっきょ)……武士の刑罰の一つ。自宅や一定の場所に閉じ込めて謹慎させた物。杣道(そまみち)……細くてけわしい山路。車力(しゃりき)……大八車などをひいて荷物を運搬するひと待命(たいめい)……命令の出るのを待っていること。その地位を保ちながら、職務や任地が決まらないこと。前栽(せんざい)……草木を植えた庭。または植え込みのこと。気宇(きう)……心の持ち方。おじゃん……火事が鎮火したときの半鐘の音からきた。物事が中途で駄目になること。■この動画の目次#再録シリーズ #朗読時代小説 #山本周五郎

