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2回目の今回は、岡本太郎さんの著作「自分の中に毒を持て」の中身に触れていきます。
少ないボリュームではないのですが、それでも先へ先へと読めてしまう。
独自の感覚から生まれた独特の表現がちりばめられた本です。
さて、それでは解説です。
・自分らしく生きるのではなく、人間らしく生きろ
・芸術の三原則「キレイであってはいけない」「うまくあってはいけない」「心地よくあってはいけない」
・アンチMVV
・自分らしく生きるのではなく、人間らしく生きろ
自分らしさという、自分が勝手に決めた枠の中に、自分を押し込めていないでしょうか。
岡本太郎さんは、自分を崖から突き落として運命を切り開いていくことの中から、
自分の生命を懸け生命をひらく感覚を得たようです。
それが、人間らしく生きる、ということ。
印象的な一節があります。
人間なんて、何のために生まれて、
何のために生きていくのかわからない不合理で混沌なかたまり。
ならば、何をやってもいい。
こんな心構えを持ち、生命をひらきながら生きていけと書いています。
・芸術の三原則「キレイであってはいけない」「うまくあってはいけない」「心地よくあってはいけない」
美しさは絶対的で、キレイは相対的。人の数だけ美しさはある。
時代や社会の型にはめたお行儀のいい表現ではなく、
芸術は目指すべきだ、という考え方です。
…とは言え、それが世の中に求められる仕事になるかどうかは気になるところ。
社会からの認知が広まるまで自分のスタイルを貫くつよさが芸術には必要だ、ということでしょうか。
・アンチMVV
本の中に、岡本太郎さんの憤りが表現されている箇所があります。
科学や合理主義は割り切った話だけ扱っており、
生きることの非合理や猛烈な感情は顧みられない。
人間は生まれた瞬間から、現代社会の尺度で測られ続けます。
おそらく、そこを扱うのが芸術という分野です。
元々無目的で生まれてきているのに、
MVV的なことを感が出してしまうと、社会の仕組みに取り込まれてしまいます。
すると生命の炎が弱くなる。
そこに気付き、吹っ切った瞬間に、岡本太郎さんは自由を得たと言います。
さて、三つの項目に沿ってお伝えしてきましたがいかがでしたか。
でもだからこそ人を惹きつけるのではないかと感じませんか。
自分たちも、少しずつでも生命を咲かせる状態へと近づけて参りましょう。
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